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菊池川流域の条里跡、区角割
構成文化財の名称 | |
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指定等の状況 | 未指定 |
ストーリーの中の位置づけ | 8 世紀ごろに1 辺約109 m 四方1ha(10,000 ㎡)に田が区画された。現 在もその区画が残り、米作りが続けられている。 |
文化財の所在 | TAMANA、YAMAGA |
箇所が特定できない文化財については、大まかな位置を示しています。
構成文化財の名称 | 概要 |
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玉名平野条里跡 | 玉名平野は、菊池川下流域に広がる谷底平野と三角州平野および最下流域の干拓地を含む平野の総称です。今から約7千年前の縄文海進時は、谷底平野がある新玉名駅の北側まで海岸線は後退していたと考えられますが、この谷底平野に縄文時代晩期(今から約2500年から約3000年ほど前)の遺跡がみられるため縄文海進後は、徐々に陸地化していったと考えることができます。谷底平野では、弥生時代以降稲作が盛んにおこなわれたと考えられ、現在の新玉名駅周辺(両迫間日渡〔りょうはざまひわたし〕遺跡)では弥生時代の畔(あぜ)が見つかっています。 また国道208号バイパス建設に伴う発掘調査(柳町遺跡)では古代の土地管理制度である条里制に伴うと考えられる畔(大畦畔:けいはん)が見つかっています。古くから玉名平野では古代条里制が行われていたと考えられており、それを裏付ける大発見となりました。 |