菊池市は、熊本県の北東部にある市です。
平成17年3月22日、菊池市、七城町、旭志村、泗水町の4市町村が合併して誕生しました。
東を阿蘇、北を大分県日田市と接し、一級河川である菊池川の源流の菊池渓谷があります。
農業・畜産業を主産業としており、牛肉、豚肉、メロンなどのさまざまなおいしい農産物がありますが、特に米に関しては日本穀物検定協会の食味ランキングにおいて最高位の「特A」を連続で受賞するなど、おいしいお米の産地としての評価を確立しつつあります。
また、美肌の湯として評価が高い菊池温泉、桜の名所として知られる菊池公園や菊池一族の歴史などもあり、自然、文化・歴史、食事など、色々な楽しみ方ができる街です。
菊池温泉は、昭和29年湧出と歴史は浅いですが、旅館、ホテルそれぞれが源泉を持ち、湯量は豊富で無色透明・アルカリ性です。「美肌の湯」「化粧の湯」と呼ばれるほど肌ざわりがよく、多くの観光客に親しまれています。その肌に優しく柔らかい泉質は美容・神経痛・リウマチなどに効能があり、日本の温泉地の中でも特に療養保養に優れた温泉地として「日本名湯百選」の認定を頂きました。
また、七城温泉ドーム、その他、多くの家族湯でも温泉をお楽しみいただけます。
菊池市は阿蘇の裾野に位置しており、寒暖の差が大きいという特徴があります。この気候は農作物を育てるのに最適です。このような自然の恵みを背景に米や野菜、果物、畜産をはじめ、多彩な農林畜産物が育まれています。メロンや水田ごぼうなどもおすすめです。
菊池渓谷では清流に併せて四季折々の景色を楽しめるほか、春には菊池公園の桜、初夏には旭志のホタル、秋には七城のコスモスも楽しむことができ、それぞれ時季に合わせて行事もおこなわれます。
また、伝説の白龍が勇壮に舞う「きくち夏まつり」、「しすい孔子公園夏まつり」(8月中旬)、菊池一族の歴史的名場面を大量の菊の花で飾りつけた「菊人形菊まつり」(11月)なども開催されており、さまざまなイベントをお楽しみいただけます。