山鹿市は、平成17年1月15日に山鹿市、鹿北町、菊鹿町、鹿本町及び鹿央町の1市4町が合併し、新たな「山鹿市」として誕生しました。
菊池川流域に広がる豊かな田園地帯を持つ本市は、熊本県の北部に位置し、北は福岡県・大分県、東は菊池市、南は熊本市、西は和水町にそれぞれ境を接しています。
本市の北部は緑豊かな山林に覆われ、ここに源をなす岩野川、上内田川などの河川が菊池川に注ぎ、本市中央部を東から西へ貫流しています。本市の南部は菊池川流域を中心とした平坦地で、田園地帯が広がり、その中心部に市街地をなし、幹線道路網が放射線状に発達しています。本市を縦断する国道3号と東西に延びる国道325号、443号などの結節点となる山鹿市街地は、地域交通のアクセス拠点となっています。
気候は温暖であり、肥沃な土地に恵まれた豊かな自然と、歴史・伝統に育まれた文化の薫り高い地域です。
本市の総面積は、299.67k㎡(東西21.5㎞、南北26.7㎞)で、県全体の4.0%を占めています。土地利用の状況は、農用地の割合が県全体の構成比より高く、市北部では森林の割合が高くなっています。
八千代座
豊前街道
長い歴史を持つ山鹿温泉、熊入温泉、平山温泉、菊鹿温泉、鹿本温泉があります。県下一の湧出量を誇り、良質で肌ざわりがやわらかな温泉は「美人の湯」ともいわれています。宿泊施設は約40軒、家族湯・公衆浴場も多数点在しています。
さくら湯内観
龍の湯
山鹿には伝統的な老舗からレトロでおしゃれなカフェなど、多くの飲食店があります。歴史を感じながら料理やお酒を楽しめるのも山鹿の魅力です。
菊池川流域の肥沃な土地では、良質な米をはじめ、スイカやメロン、キンカンなど、山間部では県内一の生産量を誇る栗や筍のほか、茶や椎茸などの農産物が生産されており、物産館などで販売されています。また、菊鹿地区で採れるブドウを使った「菊鹿ワイン」も好評を博しています。
野菜集合
栗
ワイン&酒
和紙だけで作られる「山鹿灯籠」は、平成25年12月に『国指定伝統的工芸品』の指定を受けました。
毎年、8月15・16日に開催される「山鹿灯籠まつり」では、「奉納灯籠」や金灯籠を頭に掲げた女性たちが優雅に舞い踊る「千人灯籠踊り」があり、幾重にも重なる灯りの輪が、見る人を幻想的な世界へと誘います。
千人灯籠踊り
流し踊り
上がり灯籠