米作り、二千年にわたる大地の記憶～菊池川流域「今昔『水稲』物語」～

令和４年６月１７日、国の文化審議会において審議が行われ
「熊本藩高瀬米蔵跡」について国史跡指定の答申が出されました！
今後、様々な手続きをした後、令和４年１０月ごろに正式に指定となる予定です。

「熊本藩高瀬米蔵跡」は、高瀬御蔵跡・高瀬船着場跡・晒船着場跡の３つの文化財で構成されます。
この３つの文化財は、菊池川の河口港として発展した玉名市の歴史を象徴するものであることから、
玉名市史跡に指定され、また菊池川流域日本遺産の構成文化財にもなっています。
これらの文化財が、玉名市の歴史を特徴づけるだけでなく、江戸時代の水運による米の集積・積出しを
行うための施設として全国的にも稀少な史跡であり、日本の近世の物流と水運施設がどのようなもので
あったかを知る上で重要であると評価されました。

これを記念して、玉名市立歴史博物館こころピアにてパネル展を開催します。

開催期間：令和４年６月１８日（土）～終了未定
開催場所：玉名市立歴史博物館こころピア（玉名市岩崎１１７）