関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 菊池市西寺 |
時代 | 709年(和銅2年)開基 |
説明 |
西福寺は菊池市西寺、迫間川と菊池川に挟まれた平野部にあり、和銅2年(709)の開基と伝えられますが、開山は不明です。赤星有隆の墓が近くにあります。無量山と号しまするが、もとは禅の古刹で、後に浄土宗に変わりました。 15代武光が菊池五山を定めたとき、その一寺となりました。文明13年(1481)8月の「菊池万句」に「月ならて 苔地に秋の 色もなし 西福寺 廣誉」の句があり、廣誉開山説もありますが年代が異なります。 『国郡一統誌』には「無量山西福禅寺ハ阿弥陀仏像ヲ安ジ、鎮守八幡・祇園・阿蘇三社ナリ」とあります。本尊は木彫りの阿弥陀仏で蓮台の上に立ち、台高19cm、身丈91cm、肩幅25cmで、孔雀の彫りがあります。光背は高さ118cm、均整のとれた仏像は室町末期の作と推定されます。 本堂裏手の墓所には20~30基の五輪塔・宝篋印塔(ほうきょういんとう)が散在しますが、その一郭には菊池の武将、赤星有隆や城武岑(たけみね)のものと伝えられる墓石があります。また享保13年(1728年)制作の釈迦涅槃(ねはん)像の掛け軸が保存されています。 菊池市指定文化財。 |
関連HP等URL | 菊池市の歴史・文化財を紹介します。 |
アクセス | 市役所から車で8分 |
駐車場 | 有 |
見学 | 常時可 |
問合せ先 | 菊池市文化課 0968-41-7515 bunka@city.kikuchi.lg.jp |