菊池川流域日本遺産 構成文化財

岩本神楽

関連遺跡の名称 岩本神楽(いわもとかぐら)
所在地 菊池市旭志弁利(きょくしべんり)
時代 1871年(明治4年)
説明  岩本神楽は、旭志岩本地区の合志川右岸に位置する菅原神社に伝承されている、肥後神楽系に属する神楽です。明治4年(1871年)、村民の幸福と豊かな生活を祈願するために、氏子にて神楽奉納の儀を決め、初代神楽連16名の奉納者を得て結成されたもので、130年以上の歴史があります。
 神楽は笛太鼓の曲に榊舞、幣舞、米舞、弓剣舞、弓舞、歌、剣舞、地固舞の8座であり、構成は太鼓2人、笛2人、舞人6人からなります。現在、7月25日(夏祭り)、11月25日(秋祭り)、12月15日(岩本天神祭り)で奉納のほか、近くの姫井地区の祭り時にも出かけて五穀豊穣を祈り、奉納しています。
 神社には、神殿、拝殿の四方に龍、神殿棟下には一対の力神(りきじん)像の見事な彫刻が施されています。また、夏祭りの日には「茅の輪くぐり」と呼ばれ、無病息災を祈る男女が、お祓いを受けるという慣わしがあります。岩本天神祭りでは、地元で「おてじんさん」と呼ばれる巨木「岩本巻天神の椋の木」(市天然記念物)に注連縄(しめなわ)を巻き、この木に向かって奉納されます。なお、注連縄が早く腐った年が豊作であるといわれています。
 菊池市指定文化財。
関連HP等URL 菊池市の歴史・文化財を紹介します。
アクセス 市役所から車で約10分
駐車場
見学 夏祭り7/25・秋祭り11/25は11時から。岩本天神祭り12/15は18時から。
問合せ先 菊池市文化課 0968-41-7515 bunka@city.kikuchi.lg.jp
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