菊池川流域日本遺産 構成文化財

チブサン古墳石屋形

チブサン古墳 外観

チブサン古墳 石屋形右壁

チブサン古墳 石屋形正面

関連遺跡の名称 チブサン古墳(こふん)
所在地 山鹿市城字西福寺
時代 古墳時代後期(6世紀ごろ)
説明  チブサン古墳は、菊池川の支流岩野川右岸の段丘に造られた、古墳時代後期(6世紀前半ごろ)のお墓です。
 全長55m以上、後円部幅23m、前方部幅16.5m、高さ6mの前方後円墳で、埴輪(はにわ)・葺石(ふきいし)をもち、幅4~9mの周溝(しゅうこう)が巡ります。
 後円部の内部に割り石を積み上げて作られた部屋(石室:せきしつ)が造られています。その石室の奥に石の棺おけの役割を持つ石屋形(いしやかた)があります。その石屋形の内壁には赤、白、黒の三色で、丸や三角、菱形などの図が描かれていています。
 正面の二つ並んだ円が女性の乳房に見えることから「チブサン」呼ばれ、お乳の神様として祀られてきました。
 内部の装飾の保存状態がとても良好で、熊本はもとより日本の壁画系装飾古墳を代表する一つとされます。

 菊池川流域では米作りの富を礎としてこのような装飾古墳が盛んに造られ、装飾古墳の一大集積地となりました。

 土・日曜・祝日の10時と14時に古墳内部の見学ができます。(各10名以内と制限させていただきます。)
 ご見学を希望される場合は事前に山鹿市立博物館へ予約し、見学時間10分前までに博物館へ見学料をお支払いください。
関連HP等URL チブサン古墳(山鹿市ホームページ)
チブサン古墳(ふるさと山鹿の歴史)
アクセス 産交バス「石村」バス停下車後、徒歩約10分
駐車場 有(6台)
見学 随時可能(内部は土日祝日の10時と14時:有料。山鹿市立博物館に事前に予約が必要です)
問合せ先 山鹿市立博物館 0968-43-1145(月曜、祝日の翌日、年末年始が休館)
bunka@city.yamaga.kumamoto.jp
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