関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 菊池市龍門中片・虎口 |
時代 | 不明 |
説明 |
迫間川上流の中片川の集落では、1月14日(旧正月)に行うことが昔からの決まりごとでした。14日の夜に男の子たちが集落をまわり、お盆に馬を載せて「馬売りに来た」と言って子どもたちが各家に売りに回ります。馬はお菓子や餅、ミカンなどと交換します。各家で飼っている牛馬の一年間の無病息災を祈るという意味があり、各家庭では節分まで神棚や床の間に飾り、その後は川に流したり、実のなる木の枝(柿の木など)にかけたりします。 耕運機やトラクターが普及するまでの戦後しばらくの間まで、田畑を耕すために牛馬が使われており、牛馬の一年間の労をねぎらい、また無事息災を願っておこなわれていた行事で、県内でも散見された行事でしたが、姿を消しつつあります。基本的に子どもが作り手でしたが、近年は少子化のため大人と一緒に作っていたりもします。古来より馬は神霊の乗り物とする信仰があり、ウマウリ・ウマツクリのワラ馬には牛馬の健康や安全を願うだけでなく、年神様を迎え送るという意味もあるのかもしれません。 |
関連HP等URL | |
アクセス | 個人宅で行われるため訪問はできません |
駐車場 | 無 |
見学 | 公開していません |
問合せ先 | 菊池市文化課 0968-41-7515 bunka@city.kikuchi.lg.jp |