関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 玉名市岱明町中土1001-1 https://maps.app.goo.gl/j3hsyuHM6URSmB488 |
時代 | 弥生時代後期から古墳時代前期(3世紀~4世紀代) |
説明 |
大原箱式石棺は、昭和42年の国道208号線(現 県道347号線)建設工事に伴い、玉名市岱明(たいめい)町野口字大原の耕作地の掘削をした際、弥生時代終末期の遺構が確認されたため、当時の岱明町教育委員会による調査が行われました。 調査の結果、安山岩製の箱式石棺、竪穴住居跡、土器(壺・高坏等)、鉄器(釘・斧・鎌・鏃・刀子等)が出土しました。箱式石棺が発見された場所の周辺は南大門遺跡・東南大門遺跡・木船西遺跡など多くの弥生時代中期から古墳時代前期の遺跡が存在する地域です。平成24年から平成26年に実施された南側隣接地の発掘調査でも、同時期の竪穴建物跡が多数発見されました。周辺の遺跡からは稲作関連の遺物も多数見つかっており、箱式石棺は、稲作により富を築いた有力者の墓であることが想定されます。箱式石棺は13基発見され、そのうち内の9号石棺には中央板石の内側に棹(さお)をさす小舟と輝く太陽と思われる線刻が残っています。現在、これらの内11基の箱式石棺は、岱明町公民館に移設し、復元されています。 |
関連HP等URL | 玉名市公式HP:大原箱式石棺群 |
アクセス | JR玉名駅から車で8分 |
駐車場 | あり |
見学 | 見学可 |
問合せ先 | 玉名市教育委員会文化課 電話番号:0968-75-1136 メールアドレス:bunka@city.tamana.lg.jp |