菊池川流域日本遺産 構成文化財

経塚古墳 遠景

大塚古墳 遠景

経塚古墳 舟形石棺

関連遺跡の名称 経塚(きょうつか)大塚古墳群(おおつかこふんぐん)
所在地 玉名市天水町立花1166 https://maps.app.goo.gl/hSsD5NWG3L7HBmJY7
時代 古墳時代前期から中期(4~5世紀)
説明 経塚・大塚古墳群は、有明海を見下ろす丘陵上に所在する大塚古墳・経塚古墳・小塚古墳・経塚西古墳の4基から成る古墳群で、4世紀から5世紀の築造と考えられています。中でも経塚古墳は、4世紀末に築造されたと考えられ、直径約45メートル、高さ約7メートルの円墳で、凝灰岩製の舟形石棺が墳頂部から出土しており、内側の全面にはベンガラが塗布され、全長280センチメートル、幅80センチメートル、高さ150センチメートルを測り九州でも最大級の大きさを誇ります。石棺内からは、成人男性の人骨一体分と副葬品(外装付鉄剣・珠文帯〔しゅもんたい〕鏡・碧玉〔へきぎょく〕製管玉3点など)が出土し、石棺蓋の両側面には方形区画の線刻がある装飾古墳でもあります。このような古墳を築造できたのは、関連するような遺物は発見されていませんが稲作による富の蓄積によるものと考えられます。
 周辺にはこの4基以外にも古墳が存在したといわれていますが、開墾などにより消滅したと考えられ、現在では確認することができません。経塚・大塚古墳群の出土品は、玉名市立歴史博物館こころピアや玉名市天水市民センター敷地内にて一部が展示しています。
関連HP等URL 玉名市公式HP:経塚・大塚古墳群
アクセス JR玉名駅から車で18分
駐車場 あり(経塚古墳は駐車場なし)
見学 見学可(経塚古墳は見学不可)
問合せ先 玉名市教育委員会文化課 電話番号:0968-75-1136 メールアドレス:bunka@city.tamana.lg.jp
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