関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 玉名市石貫字安世寺2387 https://maps.app.goo.gl/UB2nJP4t6ZX8Ue82A |
時代 | 古墳時代後期(6世紀) |
説明 |
石貫ナギノ横穴群と同じ繁根木(はねぎ)川右岸丘陵の西側に5基の横穴墓が造られています。2号墓の内部に千手観音が彫られていることから石貫穴観音横穴と呼ばれています。1号墓から3号墓がほぼ同じ位置に並び、4号墓、5号墓がやや離れて低い位置にあります。規模は最大の2号墓で全長5.7メートル、最小の5号墓が約4メートルです。1号墓、2号墓の飾縁には赤や白の円文が描かれており、3号墓には赤彩が施されています。石貫穴観音横穴の周辺には現在も谷に水田が見られますが、横穴墓が造られた当時も、谷に水田があったことが想像できますが、石貫穴観音横穴はその水田を管理していた集団の有力者の墓であったことが伺われます。 大正10年に石貫ナギノ横穴群、石貫穴観音横穴と熊本県内の装飾古墳(井寺古墳・千金甲甲古墳・千金甲乙古墳・釜尾古墳・大村横穴群)と共に国の史跡に指定されています。これらは装飾古墳として日本国内で第一期の指定であり、その存在を広く世の中に広める第一歩となった、記念すべき史跡です。 |
関連HP等URL | 玉名市公式ホームページ |
アクセス | JR新玉名駅から車で8分 |
駐車場 | あり |
見学 | 見学可 |
問合せ先 | 玉名市教育委員会文化課 電話番号:0968-75-1136 メールアドレス:bunka@city.tamana.lg.jp |