関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 玉名市玉名字出口 https://maps.app.goo.gl/EmSXFSkQQoT5fkWKA |
時代 | 古墳時代後期(6世紀) |
説明 |
大坊古墳は、菊池川右岸の玉名平野を望む丘陵の先端に位置する全長約50mの前方後円墳で、6世紀前半から中頃に造られたと考えられています。後円部には、南に開口する横穴式石室が設けられています。石室内は赤・黒・青(灰色)などの顔料で描かれた、連続三角文・円文で飾られています。玄室には、遺体を安置する石屋形が設けられており、見事な装飾が良好な状態で残っています。石室内などからは、土器類のほか、金製の垂飾(すいしょく)付耳飾りや、水晶製勾玉をはじめ玉類などの装身具、鞍金具や鐙(あぶみ)、杏葉(ぎょうよう)などの馬具、直刀や鉾などの武器が出土しており、一部は玉名市立歴史博物館「こころピア」に展示してあります。 大坊古墳は大正6年に京都帝国大学による調査が行われ、報告書が刊行されたことから、広く知られるようになりました。昭和38年の調査では、石室内にたまった土砂を取り除き、さらに装飾が明らかになりました。昭和52年には国指定史跡となり、貴重な装飾を守り、活用するため、保存整備工事が行われました。 |
関連HP等URL |
玉名市公式HP:大坊古墳
玉名市公式HP:「鬼のかま」と呼ばれた古墳「大坊古墳」 |
アクセス | JR新玉名駅から車で3分 |
駐車場 | なし |
見学 | 熊本県装飾古墳一斉公開(春・秋)に見学可 |
問合せ先 | 玉名市教育委員会文化課 電話番号:0968-75-1136 メールアドレス:bunka@city.tamana.lg.jp |