菊池川流域日本遺産 構成文化財

オブサン古墳外観

オブサン古墳 入口

オブサン古墳 玄室(侵入防止の柵あり)

関連遺跡の名称 オブサン古墳(こふん)
所在地 山鹿市城字西福寺
時代 古墳時代後期(6世紀ごろ)
説明  菊池川の支流の岩野川右岸の河岸段丘上に造られた円墳で、前方後円墳のチブサン古墳から直線距離で約300m北西に位置します。
 造営時期はチブサン古墳より約50年ほど後の、古墳時代後期後半とされています。墳形は円墳ですが、入口の両脇に突堤(とってい)と呼ばれる突き出た部分がある非常に特異な形となっています。
 内部は長さ1mを超える巨石を組み合わせた横穴式石室で、石室は前後に複数造られています。玄室(奥室)の床面の左側の仕切り石には赤色で三角文が描かれています。
 地元ではお産の神様として「産さん(うぶさん)」と呼ばれ、それがなまって「オブサン」と呼ばれるようになったと伝えられています。

 菊池川流域では米作りの富を礎としてこのような装飾古墳が盛んに造られ、装飾古墳の一大集積地となりました。
関連HP等URL
アクセス 産交バス「石村」バス停下車後、徒歩12分
駐車場 有(約20台 大型バス3台)
見学 随時可能
問合せ先 山鹿市立博物館(0968-43-1145) 
山鹿市文化課(0968-43-1651)
bunka@city.yamaga.kumamoto.jp
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