関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 玉名市天水町立花861 https://maps.app.goo.gl/pBtcygsBfN21nxni8 |
時代 | 江戸時代初期(17世紀) |
説明 |
明人林均吾(みんじんきんりんご)墓は、金峰山系から北西に伸びる尾根筋の先端部にあるミカン畑の中にあります。墓は、中国福建省南部にある中国墓の様式と共通性が見られ、伊倉町にある肥後四位官郭公墓と形態がよく似ています。平成21年に測量調査を実施し、現況の記録(地形測量など)をしました。墓には墓碑が残されており、そこには出身地を表す「龍郡」及び「元和七年 林均吾墓 男新作」と書かれていました。これは林均吾の子が元和7年にこの墓を造ったことを示しています。 慶長9年~12年(1604~1607)の間に5回、渡海朱印状を得て、マカオ、フィリピン、ベトナムなど広域に交易をしていた林三官という人物がおり、林均吾はその一族と考えられます。「三官」という地名は玉名市伊倉町に見られ、熊本市河内町にも「三官屋敷」という地名があったといわれることから、林三官一族は河内及び伊倉地域を本拠地として活動していたと考えられます。 |
関連HP等URL | 玉名市HP:明人林均吾墓 |
アクセス | JR玉名駅から車で18分 |
駐車場 | なし |
見学 | 見学可 |
問合せ先 | 玉名市教育委員会文化課 電話番号:0968-75-1136 メールアドレス:bunka@city.tamana.lg.jp |