構成文化財の名称 | |
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指定等の状況 | 市指定(無形民俗) |
ストーリーの中の位置づけ | 五穀豊穣と地域の安全を願う例祭での踊り。御大将2 名の前で、化粧をし て女装した男性が太鼓をたたきながら踊る。 |
文化財の所在 | KIKUCHI |
箇所が特定できない文化財については、大まかな位置を示しています。
構成文化財の名称 | 概要 |
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玉祥寺このみやおどり | 春日神社は菊池市玉祥寺、迫間川右岸の川岸近くに位置し、菊池氏20代為邦(ためくに)の頃(1446~88年)、この地の守護神として建立されたといわれています。境内には、南向きと西向きの鳥居、文政6年(1823)の刻銘がある灯籠、それに神殿新築の記念碑、玉垣、樟の巨木などがあります。 「このみやおどり」とは、この神社の例祭前夜の2月27日に、同神社の拝殿で行われる踊りのことで、「このみや」の意味や由来、起源などについては定かではありませんが、15世紀中頃から伝わる神事といわれています。踊りは、どてらに編み笠、腰には頭陀袋(ずだぶくろ)、背中には杵を背負った奇妙な格好の御大将2人が見守る前で、姉さんかぶりにたすきがけの女装の男衆2人が、太鼓をたたきながら讃頭(さんがしら)の歌に合わせて踊る単調かつ素朴なものです。この踊りの後は地区民の安全と五穀豊穣を祈って手締めをし、親睦の直会(なおらい)となります。 菊池市指定文化財。 |