構成文化財の名称 | 菊池渓谷 |
---|---|
指定等の状況 | 未指定 |
ストーリーの中の位置づけ | 菊池川の源流をなす菊池渓谷は、阿蘇の伏流水が多くのミネラル分を含み、下流に肥沃な養分をもたらして、米をはじめ様々な農産物に豊かな恵みをもたらしている。 |
文化財の所在 | KIKUCHI |
箇所が特定できない文化財については、大まかな位置を示しています。
構成文化財の名称 | 概要 |
---|---|
菊池渓谷 | 菊池渓谷は、国立公園内に位置するくまもと自然休養林です。 日本森林浴の森百選・日本名水百選・日本の滝百選・水源の森百選・くまもと緑の百景・熊本の自然百選・新くまもと百景に選ばれている菊池を代表する観光名所で、菊池市街地から東へ約17km、阿蘇外輪山の北西部の標高500m~800mの間に位置し、約1,193haの広大な面積からなる“憩いの森”です。 菊池川の源をなす菊池渓谷は、うっそうとした天然生広葉樹で覆われ、その間をぬって流れる伏流水は、大小さまざまな瀬と渕と滝をつくります。その変化に富む渓流と美しい森林とが織りなす姿は絶景です。 夏の清流は避暑地として最適、秋は渓流に映える紅葉、春は新緑、冬は全山に霧氷の花が咲くなど、四季を通じて訪れる人々の心をなごませてくれる場所です。 また、市指定文化財(天然記念物)であり環境省の絶滅危惧調査対象種である菊池川のり(別称カワノリともいわれる)がごく限られた場所で生息しています。 |